皆さんの家では、お正月におせち料理を食べますか?
食べないとお正月という気がしないという方もいれば、お正月は普通のご飯だったという方もいるでしょう。
そもそもなぜ、お正月にはおせち料理なのでしょうか。
ということで今回は「おせち料理はなぜ食べる」食べる理由はある?についてまとめていきます。
おせち料理はなぜ食べる?
なぜお正月にはおせち料理を食べるのでしょうか。
おせち料理に入っている食べ物には、意味があると教わってきました。縁起の良い物を食べて運気をあげようということなのでしょうか。
それとも神様の好物だから?
子どもに食材を教えるため?
そもそもお正月におせち料理を食べない家もあるので、特に理由はないのでしょうか。
など色々な意味を考えてしまいますね。
ということで「おせち料理はなぜ食べるのか」理由はあるのか探っていきましょう。
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おせち料理を食べる理由は?
おせち料理を食べる理由は、
「家事をしないため」です。
この機会に子供たちにいろいろ教えるというのもあっていいのですが、そもそもは家事をしないためだったようです。
正月三が日は、主婦が家事を休む
という言葉を聞いたことがありますか?
これはもともと、昔からお正月には各家のかまどの神様がやってくる。
各家には、かまどがあって聖なる日を汚さないように、正月三が日はかまどの火を使わないようにしたとのいわれもあるんだとか。
なので、おせち料理は大晦日のうちに作り、煮物や焼き物など日持ちする保存食が多くなっているようです。
ちなみにあたたかいお餅やお雑煮は、火鉢で代用していたんだとか。
なぜ「おせち」料理?
そもそもなぜ「おせち」と言われているのでしょうか。不思議ですよね。
実は「おせち」とは正月だけのものではなかったようです。
おせちの「せち」は季節の「節」
これを昔はせちと呼び、神様に季節季節にお供えした料理を
「おせちく(御節供)」と呼んでいた。
そこから来ているのでお正月に限ったことではなかったようです。
つまり「おせちく(御節供)」とは神様にお供えした料理とのことだったんですね。
「おせち」という呼び名が正月料理として定着したのは、
実は企業戦略だったんだとか。デパートがおせちという名前で暮れに売り出して、それがすっかり定着したともいわれています。
それまで昔のおせちの呼び方は、食積(くいつみ)だったとのことでした。
ということで「おせち料理はなぜ食べる?食べる理由は」でした。
お正月ぐらい主婦をお休みしたいですよね。