5月27日に放送された「ゲゲゲの鬼太郎」第9話の「河童の働き方改革」では、河童がブラック企業に搾取される内容でした。
そんな社会風刺だけでなく、河童が「尻子玉」を抜くという展開。
社会風刺もしっかりと描かれ、笑いどころもある「ゲゲゲの鬼太郎」9話でしたので、ネタバレしていきます!
鬼太郎9話ネタバレ!河童がブラック企業に搾取
「ゲゲゲの鬼太郎」9話に登場した『河童』たちは、里でのんびりと暮らしていました。
川遊びや相撲などをして好きなことをしながら楽しくやっていました。
1日に3本しか食べられなかった大好きなキュウリが1時間3本食べられることになると知った河童たちは、ねずみ小僧の話に乗ってしまい、ブラック企業に勤めることに。
1時間3本、8時間働いても24本で済むという安上がりな自給。
途中、河童の頭にある皿が渇いて力が出ないという展開w
そこはご安心をというねずみ小僧が出したのは
『カッパ保湿ジェル』
これを塗っておけば24時間潤いがキープされるとのこと。
それで解決するんですね。人間でいうエナジードリンクみたいな感じでしょうか。
ですがそれはしんどくても騙しながら働いているわけですが…。
それでも限界があるということで、労働環境の改善を提案!
それは、24時間使えるシャワールームを作ってくれというもの。
あ、そっち?w
意識高いねーと社長に言われる河童なのでした。
河童たちは、はじめは大好きなキュウリが食べられればそれでいいと働いていましたが、時給がキュウリ3本なんてどうなんだ?と気付き始めます。
そんなとき、コンビニでは深夜だと最低時給が1000円だと知ります。
キュウリが20本買えることが分かり、社長に改善を求めるというものでした。
ここで河童たちは搾取されていたことを知るのです!
ですが、それは人間に適応されるもので、河童は働くことができないと知ります。
それなら、河童が堂々と働ける世の中にするのみ!と動き出すのですが…。
鬼太郎、尻子玉とは何?
そんな河童たちは人間の「尻子玉」を抜いて、人間を腑抜けにしていました。
そうなれば、河童も働けると考えたということですかね。
ところで「尻子玉」とは何?ということですが、
尻子玉とは、お尻の中にあると考えられた玉だそうです。
といってもそれは想像された架空の臓器ですが、河童が好んで抜くといわれたものとのこと。
これには由来があり、
溺れてなくなってしまった人間のお尻はまるでお尻から何かを抜き取られたかのように広がっていたんだそうです。
水の中で全身が弛緩して肛門も大きく広がっていくことが多いかららしいのですが、
河童がそこから何かを抜いたのではないか?という説が生まれたとのことです。
鬼太郎9話がおもしろい!
「尻子玉」を抜き取れる河童が次々と人間たちを腑抜けにしていくのですが
そこへ鬼太郎登場!
「もうそのくらいにしておいたらどうだ!人間たちから…」
と鬼太郎がどう戦うのかとおもっていたら
あっという間に「尻子玉」を抜かれる鬼太郎…。
え!弱いw
「父さん…僕なんかもう、面倒になってきちゃいましたぁ」
という鬼太郎。
そこへ猫娘登場!
河童に「尻子玉」を抜かれないように、お尻をおさえて逃げる猫娘がまた話題になっていましたが。
お尻を抑えて逃げ回るなんてw
ぬりかべや一反もめんまでも「尻子玉」を抜かれるという展開に。
一反もめんなんて
「尻子玉抜けるもんなら抜いてみんしゃーい」
と言いながら空をひらひら舞っていて
「尻がどこだか分からんやろうが」
というも河童は場所が分かるという。
なにこれ?w
そこへ「妖怪いそがし」が鬼太郎に取り付き鬼太郎がまた動き出すのですが
その動きがまた早すぎる!
「しゅっしゅっぽっぽ」と聞こえてきそうなほどの鬼太郎の動きがおもしろかったです(*´ω`*)
鬼太郎9話の最後は?
そんな鬼太郎に働くことに反対だった弟の次郎丸(河童)が「尻子玉」を返していました。
「100万本のキュウリより兄ちゃんが半分くれたキュウリのほうがおいしかった」
ともう里へ帰ろうと、兄の太郎丸(河童)に告げた感動シーンとなっていました。
ということで、河童はもとの里へ戻り、
ブラック企業の社長はなぜか田舎で自給自足のスローライフをすると引っ越してきましたが…
社長の妻と子供は田舎で暮らすのは耐えられないと逃げられるのでしたw
働きすぎもスローライフもどっちか極端によらずにほどほどがいいという終わりでした。
「ゲゲゲの鬼太郎」9話は、ブラック企業を描いた社会風刺もありましたが、ギャグ要素もあった見ごたえのある面白い回でした!