アイドルグループ仮面女子の猪狩ともかさんが「脊髄損傷による両下肢麻痺」となり、今後は車椅子での生活となることが分かりました。
原因は、歩道を歩いていた猪狩さんに湯島聖堂の看板が倒れてきたのことです。
その日は強風だったとのことですがすべてが「強風のせい」で終わるのでしょうか。
慰謝料や補償などはあるのでしょうか。調べてみました。
猪狩ともか、湯島聖堂の看板が直撃
4月11日に午後2時ごろに猪狩ともかさんが東京都・文京区の「湯島聖堂」近くを歩いていると、強風で看板が倒れ腰を直撃していました。
その日は関東各地で”春の嵐”が起こり、強風の被害が相次いでいたとのことです。
猪狩さんは搬送され緊急手術が終わり、ICU(集中治療室)で絶対安静となっていました。
その後は、移動しHCU(高度治療室)で安静にしていますと発表されていましたが、現在は一般病棟へ移っています。
そんななか5月7日に車椅子の生活になることが分かりました。
「脊髄損傷による両下肢麻痺」となり、
「自分の力で脚を動かすことが困難で今後は車椅子での生活になります」
と仮面女子の公式ツイッターでツイートされていました。
その後猪狩智花さんはブログを更新。
「私自身、状況を把握、受け入れるのに相当な時間がかかりました」
とつづり
車いす生活になることに「絶望」し諦めかけたそうですが、車いすに乗りながらやりたいことはたくさんあるとしっかりと前を向いていました。
なかなかそんな気持ちになれないとは思いますが…
猪狩ともかの事故、看板の管理者側にも責任がある?
猪狩ともかさんが歩いていると湯島聖堂の案内板が直撃してきました。
倒れてきた案内板は木製。
縦2.8メートルで横3.8メートルの大きさでした。
倒れていた猪狩さんを、通行人が発見し通報したとのこと。
猪狩さんが事故に遭った4月11日の午後1時10分の最大瞬間風速は23・2メートルだったとのことで、都内は強風注意報が発令されるほどの強風だったということです。
猪狩さんが歩いていた時はこの風速ではなかったとのことですが、それほど強い風の日でした。
看板は30年以上前からたっていたとのことでした。
定期的に見て回っているということではありますが。木の中の状況や腐食具合などは見ることができなかったのかもしれません。
自然災害(強風など)になるのか管理者の問題になるのかについてです。
設置・保存に瑕疵があれば、占有者・所有者に損害賠償請求できるんだそうです。
今回の場合は、敷地内の案内板の下敷きになっていますから、施設管理責任があり、賠償金の支払い義務があるとのことです。
つまり敷地内にあるものは、占有物・所有物であるのでそれを持っている人たちが責任を負うべきとのことでした。
猪狩ともか、湯島聖堂の慰謝料や賠償は?
現在は猪狩さんのご両親が、話し合いをされているんだそうです。
賠償額は、総額1億円〜1億5000万程度ではないかと予想されるとのことでした(ミヤネ屋より)。
治療費や慰謝料、逸失利益、将来の介護費用などからです。
猪狩ともかさんは、現実を受け止め前を向いています。本当に強い人ですね。
また、すでにやりたいことがたくさんあると言いますから、今後の猪狩ともかさんの活躍に注目していきたいと思います。