11月19日放送の「あさイチ」で加湿対策について取り上げられていました。
冬といえば、風邪の予防や乾燥肌対策に欠かせない加湿器。
ですが、番組のアンケートでは、
「加湿器の効果を感じない」「隅々まで加湿できない」という声が多くあるようです。
できれば加湿器を効率よく使用したいですよね。
ということで今回は
「あさイチ」で紹介されていた加湿対策
・置き場所は?
・湿度の目安は?
・間違った使い方とは?
についてまとめていきます。
加湿器の湿度、目安は?
現美肌効果をうたった加湿器やペットボトル加湿器など今では100種類あるようです。
多くのメーカーが推奨する理想的な湿度は、
55%〜65%
の湿度で部屋をムラなく加湿すること。
湿度が40%を下回るとインフルエンザなどのウイルスが活発になり
逆に70%をこえるとカビなどの原因となります。
加湿器の置き場所は?
加湿器を置く場所によっては、部屋がムラになりやすいので注意が必要です。
リビングの端に、床に直置きの場合は、部屋の湿度がムラになりやすいようです。
理想的な場所は、
床から50cm〜1mくらいの高さに置くこと
さらに理想的なのは、
部屋の中央に置くと性能が引き出せるんだそうです。
・高く設置→ムラなく加湿
高さを加えると、水分が浮いている時間が増え、ムラなく加湿することができるんだとか。
・じか置き設置→ムラができやすい
床にじか置きするとすぐに水分が落ちてしまうため、ムラができやすくなるんです。
とはいえ、加湿器の置けるスペースは限られてきますよね。
リビングの真ん中に置くのはなかなか難しいです。
ということで番組で紹介されていた効率よく潤す加湿器の設置場所がありました。
それはエアコンの近くです。
エアコンの風を使うと湿気を部屋中ムラなく行き渡らせることができます。
エアコンの近くで台に載せて加湿するのがベストなんだとか。
エアコンの気流を使えばより早く湿気を部屋全体に広げ、湿度のムラを軽減できるんだそうです。
※湿度センサーがある加湿器の場合は、直接風を当てないようにしてください。
ちなみに換気扇近くのキッチンに置いた場合は、
加湿した空気が吸い取られてしまうのでダメ。
リビング入口に置いた場合は、
廊下など必要のないところも加湿してしまうのでダメ。
そして窓際も結露の原因になってしまうのでよくありません。
できれば湿度計を用意して
お部屋の湿度を55%〜65%に保ちながらつけたり消したりするのがベスト!
湿度は高すぎず低すぎずが鉄則。
電源ON・OFFしながら湿度55〜65%をキープするようにしましょう。
ムラなく加湿をするには、
部屋中央 × 高さ(50cm〜1m)+エアコンの風を利用
エアコンと加湿器の距離は1〜2m、出来るだけ加湿器が部屋の中央に来るように置くのがポイントだそうです。
ただし、製品によってはそもそも吹き出し口を高く設けてあるものもあるので確認してからにしてください。
上に向かって出ている場合もあるようですね。
加湿器の間違った使い方
加湿器の間違った使い方をチェックしていきましょう。
・ミネラルウォーターや浄水器など
ミネラルウォーターや浄水器の水などの方がきれいな水蒸気が出ると思ってしまいがちですが、
水道水のように塩素が含まれていないため、雑菌などが繁殖しやすくなるので注意。
・継ぎ足し
水などを継ぎ足すのも、同じように雑菌が増えるおそれがあるので毎日水をかえてほしいそうです。
・鍋の時に加湿
湯気が出る料理を長時間した日は、部屋の湿度が高くなるので特に加湿器を使う必要なない。
とのことで「加湿器の置き場所や湿度の目安は?間違った使い方とは|あさイチ」でした。