6月10日、卓球の荻村杯ジャパン・オープンの男子シングルス決勝でロンドンオリンピック金メダルの張継科(中国)に勝利し、初優勝を果たしました。
準決勝では2017年世界選手権銅メダルの李尚洙(韓国)、準々決勝ではリオ五輪金メダルの馬龍(中国)を撃破していました。
そんな東京五輪での活躍が期待される張本智和選手。
今回は
・張本智和のプロフィール
・張本智和、両親の名前や職業は?
・なぜ日本だったのか?
・張本智和、両親が帰化した理由は?
などについて調べてみました。
張本智和のプロフィール
張本智和(はりもとともかず)さんは、
・2003年6月27日生まれ
・宮城県仙台市出身
・身長172cm(2017年8月現在)
・体重61kg(2017年8月現在)
・O型
・靴のサイズは28cm(2017年9月現在)
・ITTF世界ランキング最高位は10位
・国籍は中国、2014年から日本になった
張本智和選手は、中学に入ると卓球に専念するために東京都北区赤羽にある「北区立稲付中学校」に通学しています。
JOCエリートアカデミーに在籍する中学生は基本的にここに通学することになっているそうです。
そんな張本選手は、全日本選手権では小1から世代別6連覇。
2016年12月の世界ジュニア(18歳以下)選手権男子シングルスで史上最年少13歳で優勝しています。
そして2017年6月の世界選手権2回戦で水谷隼選手を劇はし史上最年少ベスト8進出。
8月のチェコオープンでは男女通じてワールドツアー最年少で優勝しています。
いままで中学生でワールドランキング1位を倒した人はいなかったことから、100年に1人の選手だとも言われ、すでに別格だとのことです。
張本智和、両親の名前や職業は?
張本智和選手の両親の名前や職業についてもみていきましょう。
張本選手の父親は張本宇(ゆう)さん。
中国・四川省出身の元プロ卓球選手。
現在の職業は、男子ジュニア日本代表コーチをしています。
他に日本オリンピック委員会強化スタッフ、JOCエリートアカデミーサポートスタッフなども行っています。
そして母親が張凌(りん)さん。
1995年の天津市で行われた第43回世界卓球選手権の元代表選手です。
職業は、卓球のコーチをしています。
現在は仙台ジュニアクラブ副代表兼監督とのこと。
そして張本選手も、両親がコーチを務める仙台ジュニアクラブで2歳から卓球をはじめていたそうです。
なぜ日本だった?
そんな張本智和選手のご両親ですが、国際大会のメダル獲得はありませんでした。
選手を引退してコーチになる気持ちがあったので、日本にきて子どもの指導をしたいと思っていました。
そして1998年に卓球を教えるために中国・四川省から宮城県「仙台卓球センター」のコーチとして来日。
ここは福原愛さんも所属していた卓球教室です。
中国出コーチをしないかとの話もありましたが、日本に来て日本が好きになり、ここに住もうと決めました。
また、智和選手や妹の美和さんが日本で生まれ育ち、生活の中心も仙台だったこともあり決めたようです。
そして張本選手が両親を叶えられなかった夢を目指すようになったとのこと。
張本智和、両親が帰化した理由は?
そんな張本智和選手のご両親が帰化した理由は、
「張本選手の思いを叶えたかったから」です。
というのも、張本智和選手は中国ではなく、生まれ育った日本の代表として金メダルを獲りたいと考えていました。
「日本に帰化したい」
両親の祖国を捨てでも金メダルをとりたいという大きな覚悟をして、そうご両親に伝えたようです。
ですがプロの卓球選手になることが難しいこと。
努力をしても叶わないことを知っていたから、ご両親は当初は反対していたようです。
ですが智和選手を応援しようと心に決め、
2014年、日本に帰化しました。
父親の宇さんと、妹の美和さんとともに日本国籍を取得。張から張本へ変わりました。
子どもの思いを叶えてあげたいと思うご両親のやさしさですよね。
さらに2020年のオリンピックは東京で開催されることも決まってか、
目標は
「東京オリンピックで金」
なんだそうです。
ということで「張本智和、両親が帰化した理由は?なぜ日本だった?名前や職業は?」について調べてみた件でした。
張本選手が強さには驚きますが、ますます活躍が期待されるので楽しみですね!