新年を迎えると「あけましておめでとう」と挨拶しますが、
「あけましておめでとう」は何に対して「おめでとう」なのでしょうか。
ということで今回は「あけましておめでとう」は何がめでたいの?新年のご挨拶に理由はある?についてです。
新年のご挨拶に理由はあるの?
新年のご挨拶といえば、
「あけましておめでとう」と言いますよね。
ですが、なぜこの言葉を使っているのでしょうか。
年が明けたからじゃないの?という人もいるでしょうし、
みんなが使っているから使っているなどと、理由は気にならずに使っている人もいるのではないでしょうか。
ということで「あけましておめでとう」という新年の挨拶に理由はあるのか探っていきましょう。
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「あけましておめでとう」は何がめでたい?
そもそも「あけましておめでとう」は何に対しておめでとう?なのでしょう。
新しい年になったからおめでたい?
そう。やはり年が明けたからというのもあるようですが、
そもそもの意味は、
「無事に歳を重ねたことへのお祝い」
実は、お誕生日おめでとうの「おめでとう」なんだとか。
数え年って聞いたことありませんか?
昔は生まれたときに1歳で、そのあと全員が1月1日に1つずつ歳を取っていった。
ですので、みなさん一緒に無事に歳を1つずつ取りましたね。というおめでとうだったようです。
【数え年】
生まれたときが1歳。毎年元日に歳を重ねる。
数え年の場合、
12月31日に生まれたら翌日の元日にはその子は2歳。
この数え年が一般的に使われていたのは戦前までとのこと。
今当たり前に使っているのは、満年齢。
生まれたときは0歳→誕生日で1歳加算。
数え方が変わったのは、実は年齢に関する法律があるんだそう。
1949年(昭和24年)に
「年齢のとなえ方に関する法律」という法律ができました。
ここで満年齢に一本化されたんだとか。
今でも
七五三詣、厄払い祈願、厄徐祈願
数え年を使う場合もあります。
ということで「「あけましておめでとう」何がめでたい?新年のご挨拶、理由は」でした。
年が明けたからという理由だけではなかったのですね。