大相撲の貴乃花親方が日本相撲協会の監督機関である内閣府に告発状を出したことが明らかになりました。
大相撲春場所はもう明日が初日だというのに、相撲界のごたごたは続いています。
横綱の稀勢の里や白鵬は休場だし、昨日大砂嵐も引退処分になってしまったし、残念なことが多いのですが、また大きな話題になりそうですね。
貴乃花が内閣府に告発した内容は?
貴乃花は、内閣府へ告発状を提出しましたね。
貴乃花が内閣府に提出した告発状の内容はと言いますと、
元横綱の日馬富士による貴ノ岩への傷害事件のついては、第三者により調査が行われてないのに、相撲協会で調査し、判断し、全く不十分な調査で報告終了しようとしていること。
それから、正当な理由がないのに、貴乃花の理事解任が決定したこと。
その2つが、重大行為に及んでいると告発しているわけなんです。
つまりは、貴乃花は相撲協会が適切な運営ができてないので、内閣府に立ち入り検査や質問などで、相撲協会の誤りを正してほしいと訴えているわけですね。
たしかに、相撲協会は、公益財団法人であるのですが、隠ぺい体質といわれてきていて、内容が明らかにならないことが多かったです。
相撲協会の役員というのは、元力士が多かったりするので、相撲界しか知らない人が多いと思うんですね。
だから、あまり社会のことは知らない。
なので、ここが世間とはずれてきしてしまっているのかなと考えてしまいます。
なので、貴乃花がいうように、
身内による全く不十分な調査と報告を持って済ませようとしているんです。
貴乃花親方も、それが分かっていて、日馬富士の傷害事件については、警察でのみ話したんだろうと思います。
警察に任せたほうが、まだ公平ですからね。
相撲協会のなかだけで、すべてが決まってしまうのはよくありません。
貴乃花が告発状を提出した内閣府とは?
貴乃花が告発状を提出したのが、内閣府にある公益認定等委員会です。
この公益認定等委員会とは、
公益法人や公益財団の公益性を審議したり認定したりする、法律に基づいて認定などを行う内閣府に設置された機関です。
つまりは、運営の実態を調査し把握する。問題があれば、公益認定の取り消しも行われるそうです。
社会経験がないといってしまえばそれまでなんだけど、相撲界しか知らない人間だけで、運営するにはあまりに難しく危ないことなんじゃないかと思うのです。
でも公益財団だから、運営できているのかもしれません。
貴乃花の告発状のタイミング
貴乃花が今回、告発状を提出したのは内閣府です。
内閣府といえば、つい最近レスリングでも告発状が提出されてましたね。
なので、貴乃花もマネした?のっかった?なんて思う人がいるようですが、
そんなわけありませんよね。
告発状を提出するために、準備もしてきただろうから、偶然レスリングの告発状と時期が重なってしまっただけ。
ま、内閣府は大変でしょうが^^;
タイミングとしては悪かったのかもしれませんが、遅くなっても貴乃花は告発していただろうし、この際、内閣府に期待するしかありません。
早く、楽しく相撲を観られる日が来ればいいのにな。その日を願っています。