大相撲春場所で、貴乃花部屋の貴公俊が付け人を殴ってしまった問題で、貴公俊の処分や貴乃花親方への処分がどうなるのかに大変注目を浴びています。
29日の理事会で、処分が決定するとのことですね。
ところで相撲協会の処分の種類って何があるんでしょうか。
気になるので詳しく調べてみようと思います。
相撲協会、処分の種類一覧
まず、相撲協会の処分一覧はこちらになります。
上から下にいくにつれ重い→軽いになっています。
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懲戒解雇:当該年寄との人材育成業務委託契約も解除
引退勧告:引退届を提出しない場合は懲戒解雇に準じる
降格:相当の降格を行う
業務停止:協会事業への出場を停止
出場停止:本場所などへの出場を停止
報酬減額:報酬を減じる
けん責:将来を戒める
ランクは7段階になっていて懲戒解雇が一番重い処分ということになります。
元横綱の日馬富士はかなり重めの処分である引退勧告になってしまいましたね。
貴公俊の処分はもしかして引退勧告になるのでは?とまで言われていましたが、2〜3場所の出場停止の可能性が高いと言われていました。
29日に行われた理事会では、貴公俊は1場所の出場停止となりました。
そして、貴乃花親方は降格処分は決まってますが、それに加えて業務停止や出場停止もあるかもしれないとのことでしたが、降格に決まりました。
相撲協会、親方の階級
29日に行われた理事会で貴乃花親方は年寄に降格となりました。
相撲協会の親方には階級があります。
それがこちら。
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理事長
理事
副理事
役員待遇委員
委員
主任
年寄
この親方の階級での一番上が理事長で、一番下は年寄になりますね。
下から上に上がっていくわけなのですが、横綱は力士を引退して親方になった場合は、委員からのスタートになります。
そして、貴乃花親方は、理事でしたが、1月4日に元横綱の日馬富士による傷害事件で貴乃花が相撲協会に協力しないなどの問題があり、2階級降格で役員待遇委員になっていました。
また、昨日理事選落選の慣例により1級階段降格になり委員になってましたが、29日の理事会で2階級降格の年寄となりましたね。
貴乃花が配属になった審判部とは?
相撲協会にはこれだけの委員があります。
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相撲教習所
事業部
生活指導部
指導普及部
審判部
地方場所部
巡業部
広報部
相撲競技監察委員会
相撲博物館
相撲協会診療所
貴乃花親方は、審判部への配属が決まりましたね。
審判部は非常に責任重大で協会としても大きな部。
審判部の内容とは、取り組み作成、本場所における勝敗の判定を行います。
また、最前列に座り判定に意義がある場合は「物言い」を行います。
客の前に出る機会が多く、相撲協会の花形部署とも言われています。
土俵下に座って審判している人達のことですね。
八角理事長は、
「貴乃花親方は人気があると思うので、お客さんの前で仕事ぶりを見てほしいと思います」
と話しています。
確かに、貴乃花は今でも人気があります。
私も昨年、相撲巡業を観に行きましたが、貴乃花が少しだけ土俵下に出てきた時があったんですね。
ほんと一瞬でしたけど、わぁーっ!っと歓声が上がりました。やはり、貴乃花は別格の存在なんでしょうね。
今後、貴乃花親方が、審判部として、本場所中に土俵下にいるのが相撲中継で見られてうれしいファンもいれば、見たくないというファンもいて、どうなっていくのだろうと心配なところでもありますが。
相撲協会がよくなっていってほしいと願うしかできません。