2月27日、日本一おいしいお米を決めるランキングが発表されました。
「特Aが55産地品種で、過去最多」とのことです。
全国で次々とうまれている「ブランド米」のなかから何が選ばれているのでしょうか。
米の格付けランキングやおすすめのお米は何か?についてです。
米の格付けランキング!
2018年に生産されたお米の味わいランキングが発表されました。
お米の格付け「食味ランキング」
日本穀物検定協会がランク付けしたものが米の格付けランキングです。
現在日本のお米は795品種あると言われています。
審査対象となったのは、そのうち一定の基準をクリアした154品種。
米のエキスパート20人が実際に食べて、評価しているようです。
評価の項目は、
味、香り、粘り、硬さ、見た目、総合評価
などの6つの項目を評価。5段階評価しています。
特A、A、A’、B、B’
米の格付け食味ランキング(2018年産)で特Aに選ばれたもの55品種をご紹介します。
産地:品種名
北海道:ゆめぴりか、ななつぼし
青森:青天の霹靂(津軽)
岩手:ひとめぼれ(県南)、銀河のしずく(県中)
宮城:ひとめぼれ、ササニシキ、つや姫
秋田:あきたこまち(県南)、ひとめぼれ(中央)、ゆめおばこ(県南)
山形:つや姫(村山)、つや姫(最上)、雪若丸(村山)、雪若丸(最上)
福島:コシヒカリ(会津)、コシヒカリ(浜通)、ひとめぼれ(会津)、ひとめぼれ(中通)
栃木:コシヒカリ(県北)、なすひかり(県北)、とちぎの星(県南)
新潟:コシヒカリ(上越)、コシヒカリ(中越)、コシヒカリ(魚沼)、コシヒカリ(佐渡)
富山:コシヒカリ、てんこもり
福井:コシヒカリ
長野:コシヒカリ(東信)、コシヒカリ(北信)
岐阜:ハツシモ(美濃)、コシヒカリ(美濃)
静岡:にこまる(西部)
三重:コシヒカリ(伊賀)
京都:キヌヒカリ(丹波)
兵庫:コシヒカリ(県北)、きぬむすめ(県南)
鳥取:きぬむすめ
島根:つや姫
岡山:きぬむすめ
山口:きぬむすめ(県西)
徳島:あきさかり(北部)
香川:ヒノヒカリ
愛媛:あきたこまち
高知:にこまる(県北)
福岡:夢つくし、ヒノヒカリ
佐賀:夢しずく、さがびより
長崎:にこまる
熊本:ヒノヒカリ(県北)
大分:ヒノヒカリ(豊肥)、ひとめぼれ(西部)
鹿児島:あきほなみ(県北)
北海道のゆめぴりか」、青森の青天の霹靂」、
他にも、ひとめぼれ、コシヒカリ、きぬむすめ、つや姫など様々な場所で選ばれています。
農家さんが美味しい水と空気、土、さらには情熱をかけた努力の結晶が今回のお米になっているということなんですね。
普段当たり前のように食べていたお米ですが、これほどの種類がありさらに格付けされているとは驚きです。
各県にコシヒカリが!
値段も気になってくるところですが、美味しいお米を食べていきたいですね、
お米のおすすめは?
ここで5つ星お米マイスターさんがおすすめしていたお米を紹介していきたいと思います。
秋田「ゆめおばこ」
女性に大人気の「ゆめおばこ」です。
2008年からずっとAランクでしたが今年初めて特Aに選ばれた苦労米。
「ゆめおばこ」の特徴
- 粒が大きい
- 食べ飽きない粘りと弾力
- 食感はふっくら
- やわらかな甘さ
個性が強すぎないので、様々なおかずと相性がよい。
朝食に最適なんだそうです。
佐賀「さがひより」
9年連続で特Aに選ばれている抜群の安定感がある「さがひより」です。
「さがひより」の特徴
- 粒が大きくしっかりしている
- 炊いたときのツヤが良い
- 食感はもっちり
- 甘みがある
一番の特徴は冷めても美味しいこと。
昼のお弁当に最適なんだそうです。
山形「雪若丸」
昨年9月発売の新品種の「雪若丸」初登場で特Aになりました。
「雪若丸」の特徴
- 食感はちょっと硬めでもっちり
- 適度な歯ごたえの新食感
濃い味に負けない粒の存在感が強い。
夕食やカレーに最適なんだそうです。
どれだけの違いがあるのか気になりますね。食べ比べしてみたい!
海外で人気のお米は?
アジア圏で人気のお米は、どんな料理にもあう”あっさり系”
海外では、お寿司屋さんなど店が細分化されていないので、一つのお店で1種類のお米で色々な料理を出す必要があるのが理由だとか。
また、タイ米に近くてよりうま味のある
「宮城産ササニシキ」「ななつぼし」
などが人気なんだそうですよ。
欧米は健康志向が強く、和食がブーム。
口に入れると甘さが広がる
「魚沼産コシヒカリ」「ゆめぴりか」
などが人気です。
ということで「米の格付けランキング!おすすめの銘柄はある?」についてまとめました。