5月22日に東京日本記者クラブで日大のアメフト部の反則タックルをした選手が会見を行いました。
そこで、監督やコーチから指示されたことだと明らかにしていましたが、衝撃的な内容でしたので見ていきましょう。
日大アメフト部の問題まとめ！悪質タックルに関する詳細、指示は？
日大反則タックルをした選手が会見した理由は？
5月6日に行われた日大と関学大のアメリカンフットボールの試合で、日大の選手の反則によって関学大の選手が負傷した大きな社会問題です。
そのタックルをした選手が東京の日本記者クラブで話すという前代未聞、異例の会見でした。
日本記者クラブでの会見は、弁護士同席の会見はお断りしていたとのこと。
ですが今回は会見者が20歳になったばかりの学生さんであるので、今後の責任問題を考慮して代理人の同席が認められたとのことです。
会見内容は、代理人が今回会見に至った経緯を説明し、そのあとに会見者が陳述書を読み上げるかたちで行われました。
顔を出すことのリスクを分かったうえでも会見した理由は、
・事実についての詳細を明らかにすること
・被害者選手とその家族、関学大への謝罪への意味がつよい
とのことで、顔を出さない謝罪はないだろう。顔を出さなくてなにが謝罪だと考え、あえて会見することになったとのこと。
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日大の監督やコーチの指示がパワハラ！
5月22日に日大の反則タックルをした選手が会見を行いました。
会見を開いたのは、日大アメフト部の宮川泰介選手。
これは5月6日に行われた日大アメフト部と関学大アメフト部の定期戦において、日大の宮川選手が行った反則行為によって関学大の選手が負傷した件について、
宮川選手に対して監督やコーチから反則行為の指示があったことや、その具体的な内容も明らかになりました。
宮川選手が会見で話した内容が
・監督が「宮川はやる気があるのかないのか分からないので、試合に出さない。辞めていい」
・井上コーチからは「お前が変わらないかぎり、練習にも試合に出さない」
・監督から「日本代表に行っちゃだめだよ」と当時選抜されていた「アメリカンフットボール大学世界選手権」の代表も辞退するようにいわれ、受け入れたそうです。
なぜなのかの理由も聞けないほどだそうです。
練習に出させてもらえたなかった宮川選手は、どうしたら試合に出してもらえるかコーチに聞くと
コーチは
・相手のクォーターバックを1試合目で壊してきたら出してやる
と監督から言われたと聞いたとのことです。
・関学との定期戦がなくなってもいいだろ？
・相手のクォーターバックがケガをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう。
・お前がやらなければいけないぞ
・髪型を坊主にしてこい
と指示されていたとのことです。
宮川選手はコーチから監督に
「相手のクォーターバックを壊してくるんで使ってください」
と言ってこいと言われたそうで
監督も
「やらなきゃ意味ないよ」
と言われたとのこと。
また、試合前にもコーチが近づいてきて
「できませんでしたじゃ済まされないぞ。分かってるな」
と念押しされたという。
日大のアメフトは廃部にすべき？
5月22日に日大アメフト部の宮川泰介選手が、反則タックルをした経緯などを説明した会見をしました。
このなかで宮川さんは自分の非を認め謝罪し、改めて監督やコーチからの指示があったと話していましたね。
また、その内容が衝撃的でパワハラを超えてました。
ネット上の反応も
・日大のアメフト選手、もし本当ならパワハラの被害者だ
・日大の学生さんがかわいそう。これはアメフト部内のパワハラでしかない
・日大アメフト部監督やコーチによるパワハラがあまりにひどい
・日大アメフト部、監督やコーチが辞めないなら廃部にすべき。
・日大のアメフト部は廃部だな。存続してはいけないと思う。
などの意見が多くありました。
宮川選手も会見で、「今後もうアメフトはやらない」とまで言っていましたね。
とはいえ、宮川選手は自分が悪いと認めて謝罪していました。
例え、監督やコーチに指示されたとしても、やらないと判断できたとも話していましたね。
ですが、日大のアメフト部の監督やコーチはいつまで否定しているのでしょうか。
宮川選手が明らかにした監督やコーチからの指示が本当なら、日大アメフト部がひどすぎます。
また、20歳の学生が顔出しして会見させる状況に追い込んだかと思うと、教育機関としてどうなの？と疑ってしまいますね。
