日大アメフト部の悪質タックルはわざと?内田監督の指示?誰の責任か

5月6日に行われたアメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手による『悪質な反則タックル』により関西学院大学の選手が大きなけがをした問題が大きな波紋を広げています。

日大アメフト部の悪質タックルはわざと?また内田監督の指示なのか?などについて調べてみました。

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日大アメフト部の問題まとめ!悪質タックルに関する詳細、指示は?

日大アメフト部の悪質タックルはわざと?

5月6日に行われたアメリカンフットボールの名門「日本大学」と「関西学院大学」の定期戦。

この試合で、日大のおなじ選手による危険なタックルが繰り返し行われました。

悪質な反則行為をした選手は、わずか5プレーで退場処分。

関学大の選手は、膝の軟骨を損傷するなど全治3週間の大けがをし、後遺症の恐れもあるといわれていましたが、

現在はその可能性はきわめて低いと見られています。

一体なぜ、悪質な反則行為が行われしまったのでしょうか。

映像を見てもボールがない全然関係ないところでタックルをしていて、

え!と思ってしまいました。

とても衝撃的…。

プレーが終わって2秒経っているのに、スピードを緩めずタックルしているので明らかに意図的に見えてしまいます。

絶対わざとだ!と言われても別にいいと思ってやっていたのかもしれませんね。

あからさまですし。

ネット上の反応も

「日大のタックル、あれわざとでしょ」

「日大の危険なタックル見たけど、完全にわざとだわ」

「激しくいくのとわざとケガさせるのでは全然違う」

など、わざとではないか?との意見が多くありました。

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日大アメフト部の悪質タックルは内田監督の指示?

関係者によると、今回反則をおかした選手は周囲に対して

「監督から「責任は俺がとる」と言われていた」

と話し、試合後に泣いていたとのことです。

はじめから気付けなかったの?と思ってしまいますが。

また、日本大学関係者によると

「今回のプレーは監督からの指示でやってしまったものだ」

と証言してるとのことです。

日大の内田正人監督は試合前のミーティングで

「最初のプレーで相手のQBにけがをさせる。何か言われたら監督の指示と言っていいとの趣旨で選手の名前を挙げ、指示した」

とも記事になっていました。

また、監督は試合の前日に、反則をした選手に直接

「試合に出場したかったら1プレー目で相手のクォーターバックを壊してこい」

などと具体的に指示していたとも報道されています。

関西学院大学のコーチ陣も

「退場になっているにもかかわらず、選手が監督やコーチに怒られている様子も全く見られなかった」

と話しているようですし。

確かにもし監督の指示ではないなら、怒ったりしそうなものです。

ですので不思議に思ってしまいますね。

ちなみに関東学生アメフト連盟により、悪質は反則タックルをした選手は、対外試合への出場を禁止となりました。

悪質タックルの責任は誰に?

関学側は日大側の総辞職を要求していると報じられています。

関学の定期戦存続の条件として、

日大の内田監督だけでなくコーチ陣の総辞職を求める強硬論もでているんだそうです。

関学関係者は、

プレーは監督の指示である可能性が高いが、それを止められなかったコーチ陣にも大きな責任があると断言しています。

しかし、日大アメフト部の内田監督は、日大の常務理事でもあるので

もし追放処分になっても大学に籍を残し”院政”を敷く形になれば

アメフト部は変わらないのでは?と指摘する関係者もあるそうです。

つまり日大のアメフト部の監督を辞めたとしても大学は辞めないのであれば、意味がないということなんですね。

また、スポーツ庁の鈴木大地長官も、

どういう考えでああいうプレーに至ったか探ることが必要だと話していましたが、調査の可能性はあるのでしょうか。

クォーターバック(QB)とは?

では、その最初のプレーで相手のQBにけがをさせるといっていたQBとはなんでしょうか?

クォーターバック(QB)とは、

「最初にボールを持って展開する司令塔というポジション」

つまり試合の中心にいる人物。

ですので、この司令塔を崩してしまえばそのチームはそのあと勝負にならないという意味で狙ったのではないかと言われています。

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アメフト強豪校の日大

日大と関学大は、東の日大、西の関学大といわれてきたアメフトの強豪校です。

簡単にそれぞれを紹介します。

・日本大学フェニックス

創部は1940年、甲子園ボウル優勝21回

現在の内田正人監督は

2003年に就任、2017年に第72回甲子園ボウル関学大と対戦し、27年ぶり優勝に導きました。

続いて、

・関西学院大学ファイターズ

創部は1941年、甲子園ボウル優勝28回

現在の監督は、1992年に就任。甲子園ボウル優勝10回に貢献しています。

アメリカンフットボールの大学の日本一を決める大会で、日大と関学大がよく対戦することが多かったそうです。

日本大学アメフト部の内田正人監督はどこに?

日本大学アメフト部の内田正人監督は、関西学院大学との試合のあとは公の場に姿を現していないとのことです。

日本大学側は

「何もお伝えできることはなく対応を協議中です」

とコメントしていましたが

現在日大の広報課は、

「内田監督や選手への調査を行った結果、指示をしたことはない」

反則行為の指示を否定しています。

日大アメフト部との対戦を拒否

今回の事件をうけて、日本大学が対戦を予定していた5月20日の法政大学戦、6月9日の東京大学戦、10日の立教大学戦とのオープン戦3試合を中止にすると発表しています。

3校は連名で、正式処分や再発防止策を講じていないことから、安全を優先して中止を申し入れました。

これらの学校は、関東大学1部のTOP8で秋のリーグ戦で対戦予定の法大と立大、BIG8の東大も中止を申し入れたということです。

法大は、長年日大と優勝争いをしていて一時中断していた対戦を復活させようとしていたところでした。

2016年には法大、2017年に東大も体制が変わり改革を打ち出して友好的に活動していました。

チーム方針で特に安全第一を打ち出し、それに立大も同調したとのことで、今回のラフプレーを重大視しています。

3大学が対戦を拒否したのは当然の判断かもしれませんね。

今回の件でアメフト業界は怖いなという印象が強くなってしまいました。

マイナスなイメージがついてしまい、これからアメフトをやりたいと思っていた人がやめてしまうかも。

どうなっていくのかも気になります。

そして関学側は、15日午後8時に日大側から送付していた抗議文への回答書が届けられたと明かしています。

17日には会見を開き、返答内容を説明するとのことで、どのような回答だったのかに注目が集まります。

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