森友問題で文書の書き換えがあったことを財務省が認めましたね!
そもそも森友問題って何?書き換えとは?について分かりやすく解説してみようと思います。
そもそも森友問題とは何?
まず「森友問題」について説明します。
森友学園が小学校を作るために、国が所有している土地を買うことになりました。
そして森友学園は国から10年間借りて、その間に土地を買い取るという内容の契約書を交わしました。ここまでは普通のことですね。
ですが、森友学園が土地をきれいにしていくなかで、地中に埋まっているゴミがあることが分かりました。
このゴミとは、廃材やプラスチック、コンクリート、生活ごみまでもが混じっているということでしたね。
そのため、このゴミ撤去に費用が掛かるとして、森友学園は、撤去するには約9億6000万円かかると見積もりをだしました。
つまりは、ゴミの撤去費がかかるから土地の代金から値引きしてくれって話です。
もともと森友学園が購入した土地の価格は、約9億5600万円ぐらいの鑑定価格ではないかと言われています。
通常ならその値段での売却となるのですが、
そこから国が出したゴミ撤去費の約8億2000万円などを引いて、約1億3400万円で森友学園に売却となりました。
ちょっと額が億なので、まったく想像はつきませんが、つまりは通常の値段から約90%も値引きされて森友学園は国の土地を購入したということなんです。
これが問題になっているんですね!
国の土地がなぜこんなに安く購入できるのか?誰か、国会議員が関わっているのかとも疑問視されるところなのです。
そこで、疑われたのは、安倍昭恵夫人。
安倍夫人は、森友学園が経営する学校の名誉校長になっていたようで、ここで安倍首相が口利きしたのでは?という疑問が出てきました。
さらに森友学園の籠池理事長の妻とメールのやり取りがあったり、100万円の寄付があったりと、次々と新しいことが分かってきていたのですが、
安倍首相は、否定しています。
それだけでなく、小学校建設の補助金が詐欺、森友学園の教育方針などがニュースに取り上げられ大きな話題になっていったのです。
森友問題の書き換えについて分かりやすく解説!
この森友学園の問題が一向に解決しないまま、新たな問題が発覚しました!
それが森友学園に国有地を売却した際に、財務省が作成した決裁文書です。
森友学園問題が起こり、昨年国会議員にこの決裁文書を提出していた内容が、書き換えられていたものだったと朝日新聞が報じました。
国会議員に開示した文書と以前の文書は違う内容なのに、起案日・決裁完了日・番号がおなじになっていて、ともに決済印がおされています。
という内容で、原本と書き換えられた文書が2つあるという書き換えについての報道だったのです。
ですが報道した朝日新聞も決済文書の書き換えを”確認した”にとどまっていました。
証拠がなかったことから、誤報なのかとも言われていました。
これが”森友問題の書き換え”についてですね。
森友問題の何が問題?
国の土地というのは、国の財産です。それが安く売られてしまったということは、国が損する=国民が損したということになります。
なので、国民は怒るべきことです!
そして、もし財務省が指示して国の土地を安く売却したとなれば、権力をつかって不公平なことをしたのだから、信頼もなくなります。
そんな中、これまで認めなかった書き換えについて、ついに財務省が認めました!
それからは、森友問題の国有地売却についてというよりも、書き換えがあったことが問題になっていきました。
でも、その事実を隠して、財務省が国会で答弁していたのだから、今までなんの時間だったのかと思いますね。
もっと早く認めて欲しかったですよ。まったく信頼できません。
森友問題で安倍内閣は終焉?
森友問題で担当の人が旅立たれたことはまた重い問題です。
もともと森友問題が出たときに、安倍昭恵夫人が関わっている疑惑が出ていたので、一気に安倍内閣は終焉か?
と言われていました。
そして本日新たに、約14文書の書き換えが明らかになりました。
その際に、記載していた複数の政治家の名前も記載していたのに、削除されていたようです。
ここに当初から名前があがっていた安倍昭恵夫人の名前もあったのです。
また安倍首相への追及も強くなるでしょうし、安倍政権が終焉を迎えるのでは?との説がまた強くなってきました。
以前、安部首相は
「妻がもし関わっていたら私は総理大臣をやめる」
とまで言ってましたしね。
普通の職員が勝手にやったはずはありませんし、財務省が独断で判断することもないでしょう。一体誰が支持したのかが明らかにならないと安部政権の信頼はありません。