5月13日に放送された「ゲゲゲの鬼太郎」第7話の「幽霊電車」では、パワハラやブラック会社、いじめなどの問題が現代風にアレンジされていました。
そんな今回の鬼太郎7話は、現代ならではの要素が加えられていて怖くもあるのですがとても素晴らしい回でしたので、見ていきましょう。
鬼太郎7話、「幽霊電車」
「ゲゲゲの鬼太郎」の「幽霊電車」は定番のお話となっています。
幽霊電車は2期以外ではすべて放送されてるようです。それほど人気ですし有名なタイトルとなっています。
鬼太郎の「幽霊電車」は、
妖怪を信じずにバカにした人間にお仕置きをするために乗せることが多いです。
幽霊電車に乗ってしまったら最期。引き返すことはできない。降りることもできないのです。
ちなみに3期から5期までの幽霊電車の舞台は、原作者である水木しげるさんの住所がある京王線がとなっていました。
起点の新宿駅と終点の多磨霊園駅以外の~臨終駅~火葬場駅~骨壺駅~はすべて架空の駅となっています。
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鬼太郎7話ネタバレ、パワハラやいじめが現代風にアレンジ
「ゲゲゲの鬼太郎」6期の「幽霊電車」は、現代風のアレンジがとても素晴らしい回でした。
鬼太郎の6期は社会風刺が効いていて、見ごたえがあります。
7話の幽霊電車のテーマは『因果応報』
「人によい行いをすればよいが報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある」ということですね。
そして6期の幽霊電車では、パワハラやブラック会社、いじめ問題などを扱っていました。
今回幽霊電車に乗らされた社長のパワハラがひどかったです。
・ノルマは絶対だ。終わらなきゃ泊まり込みだろうが徹夜だろうが片付けるのは絶対。
・お前みたいなのを指示待ち人間っていうんだよ。といって殴る。
・お前の前の会社での評判は聞いてるぞ。使えないから辞めさせられたんだろうが!
・もし辞めるんならお前に教育に使った費用を弁償しろ
・お前への愛のムチだ。お前が好きだから言ってるんだよ。
などなど。
現代のパワハラやブラック会社が描かれていて、そんな悪いことを行っていた社長が恨まれてなくなってしまうといった内容でした。
また、いじめ問題も、描かれていました。
冒頭でその社長が電車にはねられてしまうところがあったのですが、その場にいた女子高生もまたいじめをしていましたね。
LINEでのやり取りからイジメをしてると想像できました。
そしてその女子高生は、社長が電車にはねられるときに写真を撮っていて、そこで本当は見えないはずのたくさんの手があったので鬼太郎に聞いたのでしょう。
ですので、鬼太郎によって、この手は社長を突き落とすためだけにあることを知ります。
そこで鬼太郎から言われてしまうんですね。
「人間が人間をいじめころしその恨みがさらに人間をころした。それだけの話なんです。妖怪なんかよりよっぽど恐ろしい」
そう、人間が一番恐ろしいんですよということがわかるセリフでした。
この女子高生がどうなったかまでは描かれていませんが、エスカレートすればもしかして…と想像できますね。
鬼太郎7話「幽霊電車」が怖い
ということで鬼太郎の幽霊電車は、怖い回でした。
ネット上の反応も
「鬼太郎6期の幽霊電車、歴代の中で一番怖いかも」
「今回はかなり怖い鬼太郎が久々に来たな~って感じでした」
「鬼太郎で一番怖い話って幽霊電車だと思う」
などの意見が多くありました。
鬼太郎のエピソードでも、幽霊電車が一番怖い話かもしれません。
いままでのなかで一番怖かったようです。
たくさん悪いことをしてきた社長だったから、多くの恨みにとらわれていのちを落としたのです。
悪いことをするから自分に返ってくる。そんな因果応報の回でした。