朝日新聞でも上司が女性記者にセクハラをした疑いがあると報道されました。
いままで財務省や福田前事務官を批判する報道をしていたのに、自社でもあったなんて。しかもそれは報道しないという…。
詳細などについて調べてみました。
朝日新聞でもセクハラが発覚
朝日新聞社で、上司が女性記者にセクハラをした疑いがあることが分かりました。
週刊文春の取材によると、3月に経済部の歓送迎会が開かれました。その際に幹事をしていた一人の女性記者が、そのあと、男性の上司とバーに流れたそうです。
そこでその上司は女性記者に無理やりキスをせまり、自宅にまで上がり込もうとしたそうです。
女性記者は後日、
その被害内容を同僚の記者たちに打ち明けたと朝日新聞の中堅社員が証言しています。
ですが、その上司は論説委員となり、以前と変わらずに働き続けているんだとか。
週刊文春はセクハラ被害にあった女性記者に取材を申し込もうとすると
「ごめんなさい、広報を通していただけますか」
そして上司の男性は
「それは広報に聞いていただけますか」
と回答しているといいます。
そこでさらに朝日新聞広報部に確認を求めると、
「ご質問いただいた個別の案件につきましては、お答えを控えます。当事者の立場や心情に配慮し、保護を優先する立場から、ご質問にお答えできない場合があることをご理解ください」
との回答があったそうです。
また、広報部ですね。
朝日新聞は、セクハラについては否定しなかったということでしょうか。
朝日新聞といえば、セクハラで辞任した福田前次官や財務省を厳しく批判しています。
今回明らかになったセクハラ問題についてはどう対応するのかが注目されますね。
朝日新聞でセクハラした論説委員は誰?
そもそも論説委員とは、
「報道機関で、その社の立場を明らかにする論説を担当する人」
とのこと。
そして現在の朝日新聞デジタルで確認できる男性の論説委員は、5人います。
ですが名前を出していない方もいるかもしれません。
特定はできませんが、5月24日発売の週刊文春では疑惑の詳細や箝口令疑惑などについて詳しく詳報しているとのことなので、なにか続報がありそうですね。
5/24追記:
5月31日号の週刊文春には、セクハラをした論説委員の詳細が書かれていました。
今回セクハラをした論説委員とは、
4月の人事で経済部次長から、社説も手掛ける論説委員に出世した人物。40代後半ですが、爽やかに髪を伸ばし、サッカーの香川真司選手に似ているとのことです。
結婚はしていて、子どももいるとの情報でした。
経済部では金融庁や経産省、財務省などを担当し、米スタンフォード大客員として海外留学も経験。
3年間のヨーロッパ総局(ロンドン)特派員も務め、帰国後には著者も出版しているとのことです。
朝日新聞では、処分や対応はあるのか?
ということで、朝日新聞でもあったというセクハラ問題。
最近はまぁ次から次へと、セクハラやパワハラ問題が報道されていて残念です。
ネット上の反応も
・セクハラは加害者の社会的立場によって追及されたりされなかったり…それでいいのか
・福田前事務次官はセクハラで辞職したけど、朝日新聞はどうなる?説明責任はありますよね
・あれだけセクハラを騒いでいたのに身内の朝日新聞だとだまるの?
などの意見がありました。
さて。いままでのセクハラ問題についてかなり強く批判してきた朝日新聞ですが、報道されるのでしょうか。
報道しないのも自由なんでしょうか?