1Gのショルダーホンが発売されてから34年。
「5G」の出現で通信世界が革命的な進化を遂げようとしています。
ということで、2020年にサービス開始と言われている「5G」とは何か?できることは?どう変わっていくのか?メリットはデメリットはなどについてまとめていきます。
5Gとは何?できることは?
「5G」とは、
最新の移動通信システムのことです。
G(ジェネレーション)=世代
を意味しています。
つまり5Gとは=第5世代移動通信システムです。
アメリカでは2018年10月から商品サービスを開始し、日本でも2019年からプレサービスを開始。
2020年には本格サービスの開始を予定しています。
つまりはネットが早くなるということですね。
「5G」3つのキーワードとなるのが
- 高速大容量
- 低遅延
- 多接続
と言われています。ただネットが早いだけではないようですね。
5Gになると、
高速大容量は、スピードが4Gの20倍と言われていますがもっと早めていくとのこと。
低遅延は、タイムラグなく遠くのものを動かせるようになる。
ほぼリアルタイムにしないと自動運転などが危なくてできませんね。
多接続は、スマホだけでなくモノもネットに繋がるとのことです。
今言われている5Gで実現するすごいことは、
例えば、
スポーツの中継を、立体のホログラム画像で目の前で部屋の中で見ることができるようになる。
目の前でピッチャーが直接投げてきたりするのを、タイムラグなしで見ることが出来るとのこと。
ホログラムだとデータ容量が多くて、今まできなかったができるようになるということですね。
移動通信システム
- 1980年代:1G→通話
- 1990年代:2G→メール、ネット
- 2000年代:3G→ネット、検索エンジン、音楽・映像
- 2010年代:4G→SNS、動画、画像
- 2020年代:5G→自動運転、AI、ロボット、遠隔ロボ、大容量動画、VR・AR
5Gになると端末は「スマホ」ではないことを想定しているんだとか。
「スマホ」から「ウェアラブル」になっていくとのことです。
例えばボタンになっていたりなど。
5Gでどう変わる?メリットは?
5Gを導入すると1平方キロメートルあたり100万台以上のモノが同時にネットに繋がります。
一歩も動かずに家電も車も思うがままに動かすことができるようになります。
遠隔操作が可能になるということですね。
ここでメリット①→地方活性化を促す
5Gは地方の活性化につながると言われています。5Gで可能になった自動運転が普及すれば、
過疎化している地域でも電車やバスの本数が増えて住みやすくなります!
運転手がいらなくなりますからね。
さらに遠隔操作で診療や手術が可能になって、どこでも医師による診察が受けられるようになります。
とはいえ自動車運転は2030年になっても実現できないとも言われているようですが、どうなのでしょう。
メリット②→働き方改革が一気に進む
5Gは大量のデータを世界中にタイムラグなく通信できるので、
スムーズな通信会議ができ、自宅にいながらでもオフィスにいる感覚で仕事ができるようになるかもしれません。
総務省によりますと5Gによる経済効果は、約47兆円。
交通や製造業など様々な分野での効果が見込めるとしています。
いいことばっかりのように見えますね。次はデメリットについても見ていきましょう。
5Gのデメリットは?
5Gのデメリット①→プライバシーを侵害されるかも?!
と言われています。ネットが高速で大量につながる状態はプライバシー漏洩のリスクが高まりますね。
次のデメリット②→失業者が増える?!
5Gの技術で、車も自動運転でき農業もドローンでとなれば人手不足解消になりますが、
裏を返せば大量の失業者をうむことになるかもしれません。
そしてデメリット③→中国に情報が漏れる?!
5Gの発展にファーウェイの技術(通信機器)が不可欠と言われていますが、ファーウェイの通信機器が世界を席巻してしまうと
中国の情報戦略に利用されるかもしれません。
これが怖い。
とはいえ、ファーウェイがなくても5Gはできるとも言われていますね。
ということで「5Gとは何?!できることは?どう変わる?メリットやデメリットは」についてでした。
5Gの世界はどうなっていくのでしょうか。